説教要旨 2025-9-21

「主は良い牧者」

ヨハネ10:1~6        鈴木洋宣師

◆守谷聖書教会の歩み

守谷聖書教会の歩みを紹介します。

1994年 取手聖書教会 開拓伝道決議。

1998年 11月 土曜礼拝開始。

2002年 1月 主日礼拝開始。

2005年 4月 独立。

2009年 12月 守谷聖書教会新会堂完成。

2025年 守谷聖書教会墓地完成。

◆良い羊飼いと羊

本日の御言葉は、主イエスが羊飼いと羊のたとえ話を当時のパリサイ人、ユダヤ指導者たちになされた箇所です。真の羊飼いは門から入り、門番は羊飼いのために門を開けました。羊飼いは、それぞれ自分の羊の名を呼んで連れ出し、外に出すと、先立って行き、羊たちはついていくことを語られたのです。ユダヤ指導者たちは主イエスが話されたことが何のことか分かりませんでした。

◆当時のユダヤ指導者たちは、羊たちのいのちを滅ぼす者であると仰せられました。彼らは人々を守らず、自分たちを守ると仰せられました。私たち人間は、本当の意味で、どのように歩んでいったらよいかが分からない者だと思います。主イエスは、仰せられるのです。「わたしは羊の門」「わたしは羊飼い」。主イエスは私たち人間にいのちある歩みを与え、私たちの益のためにいのちを捨て、私たちを先立って導いてくださるお方であられるのです。

◆先頭に立って行き

主イエスは、私たちを愛し心にかけ、いのちを捨て、十字架でいのちをかけて、私たちを罪の中から贖ってくださいました。神との交わりである永遠のいのちを与えてくださいました。主イエスは教会と私たち一人ひとりの先に立って導かれます。主イエスは私たちの先に立って歩まれる羊飼いです。「先頭に立って行き(v4)」とあります。それはすごく先ではなく、傍らにともにおられ導かれる羊飼いです。「先頭に立って行き(v4)」とは、遠くではないのです。傍らに、弟子たちの側に立って歩み導いてくださるのです。彼らの名を呼び、御言葉をもって傍らに立って導かれ、悲しみを慰め、立ち上がらせてくださるのです。

◆主は私たちの羊飼い

守谷聖書教会の歩みを振り返ります時に、主が私たちの羊飼いとして、私たち一人ひとりの羊飼いとして先に立って歩んでくださったこと、歩んでくださっていることです。主日礼拝開始と同時に教会学校を始めることが許されました。最初に紹介された土地が現在の土地でした。受洗に導かれる方、転入会に導かれる方、一人またひとりとお加えくださいました。主が先立って、傍らにともにあって、羊飼いとして導いてくださったのです。

◆主は、主日ごとに、私たちの名を呼んで集め、御言葉をもって語りかけ、養い、導いてくださるのです。主イエスのいのちのことばを宣べ伝えていくときに、そこに導かれ、集められていく方がおられるのです。神はすべての人が救われることを願われておられます。主イエスは良い牧者として、私たちとともにおられ、ご自身の御言葉をもってお導きくださいます。