第30回婦人お茶の会
2008年 6月 1日更新
日時・場所 | 2008年 5月27日(火)午前10時45分から、取手聖書教会にて |
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奏者 | 岩渕佳子さん・“岩渕佳子ジョイフルコンサート” |
30回目を迎えた、初夏恒例の「婦人お茶の会」が、去る5月27日に行われました。 今年は“岩渕佳子ジョイフルコンサート”。岩渕佳子さんは、教会、幼稚園、施設でのコンサートで活躍中のシンガー&ソングライター。 初夏の爽やかな日差しの中、今年も多くの方々がおいでくださいました。
子供讃美歌を手遊びを入れて
コンサートのオープニングは、ポップな曲調の子供讃美歌「あの空はどうして」。会場から手拍子沸き起こる明るいスタート。 普段、幼稚園の親子コンサートに呼ばれることの多い岩渕さん。会場のリクエストを受けて、ピアノの弾き語りをしながら、懐かしい童謡のメドレー。 「さあ皆さんもごいっしょに!」と呼びかけて、会場の全員が加わっての大合唱。すっかり童心にかえった、会場の皆さんの目は輝いていました。
「私は劣等感の塊。自分にうんざりして、頭からゴミ箱に入り込みたくなる時もあるんです。でもそんな私を、大切な存在だと言ってくださる神様と出会えたことが、大きな幸せでした。」。 そう御自分を紹介しながらピアノの弾き語りで歌ってくださった「いつも愛してる」という、神様の愛に感謝する歌。
「わたしの目には あなたは高価でたっとい
世界のはじめから わたしのもの
大切な人よ 美しい人よ
かけがえいのない あなたを
いつも いつも 愛してる」
明るく澄んだ、暖かな歌声が会場に広がりました。
MCの中で、ご自分がどうして教会に行き始めたのか、信仰をなぜ持ったのかを語ってくださいました。
「初めて教会に行ったのは高校三年の時。 そのときは他人事だった信仰が、自分に必要だと真剣に思ったのは、結婚し、二人目のお子さんが生まれた後のことでした。 人間関係のごたごたに巻き込まれ、育児にも疲れきっていた時、お友達の行っていた教会の看板にあった『すべて、疲れた人、重荷をおっている人は、わたしのところに来なさい。』というキリストの言葉に心ひかれて、礼拝に出席しだしたんです。教会の人が、心から歓迎してくれることが嬉しくて、通い続けました。 …信仰を持って変わったことがいくつかあります。死への恐怖がなくなったこと。心が自由になり、自分をよく見せようと無理な我慢をしなくなったこと。自分の現実を受け入れやすくなったこと…。」
そうした、信仰の思いを込めて歌って下さった、子供讃美歌のメドレー。「字のない本」、「福音の汽車」、「喜びにあふれて」。 幼い心を育む信仰の歌は、岩渕さんの爽やかな声にぴったり。そんな飾らない信仰の体験談と子供讃美歌に、皆さん心から聞き入っていました。
会場中に岩渕さんの澄んだ声が溢れます
そして、再び岩渕さんの見事なピアノの伴奏で、「みんなで歌いましょうコーナー」。歌は宮崎アニメの名作「となりのトトロ」から、「さんぽ」。 「歩こう 歩こう わたしは元気♪」。 弾むリズム、おなじみの軽快なメロディーに、皆さん大きな声で大合唱!会場全体が音楽をする喜びで、ひとつになっていきました。
最後に歌ってくださった曲は、やはり子供讃美歌で「ひかりの子」。
よろこばれる 人になろう イエスさまのような人に
愛をはこぶ 人になろう イエスさまのような人に
ひかりの子は いつもあかるく
ひかりの子は いつもすてき
ひかりの子は いつもいのり
ひかりの子は イエスさまの子
しっとりとしたメロディーで歌われたこの讃美歌に、岩渕佳子さんが生きている信仰の世界を、見せていただいた気がしました。 ステキな音楽と、ステキな生き方に出会えた、幸いなコンサート。おいでくださった皆さんが、満足そうに帰っていかれるお姿が、主催者としてこの上ない喜びでした。
素直で、優しい人柄が伝わってくる歌声でした
今後の取手聖書教会の音楽イベント・集会のお知らせです。
6月22日(日)午前10時30分より、「オルガン賛美礼拝」がおこなわれます。 南ドイツバロックの巨匠、パッフェルベルの作品を中心にしたオルガン演奏を聴きながらの礼拝です。 オルガニストは内藤真奈さん(米国ニュージャージー州ウエストミンスター・クワイアー・カレッジ大学院にて教会音楽とオルガンを専攻、修士課程修了)。
また、7月13日(日)午後3時より、22回目の「チャペルコンサート」です。 演奏ゲストは昨年に引き続き「岩渕まこと WITH 由美子」をお迎えします。 昨年も大好評でしたシンガー&ソングライター岩渕まことさんご夫妻によるハートウォーミングコンサート です。
岩渕佳子さんのプロフィール
幼い時から音楽が好きで、様々な音楽活動を続けてきたが、コーラス指揮者になったのをきっかけに、本格的に声楽のレッスンを受ける。
持ち前の美声と、音楽性が評価され、これまで各地で教会のチャペルコンサートや幼稚園の親子コンサートに出演し、好評を博している。CDシングル3枚をリリース。現在、アルバムを製作中。